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スマイルプリキュア

すまいるぷりきゅあ

『スマイルプリキュア!』(SMILE PRECURE!)とは、2012年から2013年まで放送された日本のテレビアニメ。『プリキュアシリーズ』第9作目。
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みんな笑顔でウルトラハッピー!!

5つの光が導く未来! 輝け! スマイルプリキュア!


概要編集

正式タイトルは『スマイルプリキュア!(SMILE PRECURE!)』。略称は「スマプリ」。

「笑顔」をメインテーマにしているだけあって、コミカルタッチな作風が光るプリキュア作品。


朝日放送(ABC)・テレビ朝日系列フルネット局24局で、2012年2月5日から2013年1月27日まで放送された。全48話。

系列外では山陰放送(TBS系列)でも2012年2月11日から2013年2月2日まで遅れネットで放送。さらに宮崎放送(TBS系列)でも2012年7月10日から放送を開始したが、それからまもなく2話連続放送に放送形態を変更、同年11月13日放送分までその形態を取った。

プリキュアシリーズ』初の完全地上デジタル放送作品となる(一部地域を除く)。


朝日放送側のプロデューサーである松下洋幸によると

「シリーズ第9作のプリキュアのテーマはタイトル通り『スマイル』です! 5人の女の子たちが、友情、感動、家族、信頼など、日々の生活にとって大事なことを学び、全力で“明るい未来”へ突き進みます!『いつもスマイルでいればハッピーな未来が待っている』を合言葉に、『スマイルプリキュア!』を見てくださる全ての人々が毎日笑顔でいられますように!」

と本作のコンセプトを紹介している。


なんと、2015年12月にアメリカの映像配信サイト「Netflix」で「Glitter Force」というタイトルで配信放送を開始しました。(ただし、アジア圏以外での配信)


スタッフ編集

東映アニメーション側のプロデューサーは、前年から引き続き梅澤淳稔。氏はこの作品を最後にプリキュアのTVシリーズから引退することになった。

シリーズディレクターは、劇場版『プリキュアオールスターズシリーズ』で「DX」三部作の監督を務めた大塚隆史

シリーズ構成(脚本)は、平成仮面ライダーシリーズでは『仮面ライダーカブト』、『仮面ライダーディケイド(13話以降)』でメインライターを務め、プリキュアでは『ハートキャッチプリキュア!』からサブで参加していた米村正二

キャラクターデザインは『プリキュア5』2作を手掛けた川村敏江が担当する。


テーマ・特徴編集

上述した松下Pの言葉にもあるように、作品を貫くテーマは「笑顔」と「明るい未来」。

プリキュアシリーズの中でもコメディ要素がかなり強く意識された作品で、ギャグも多め。敵組織の幹部たちも憎めない性格で、プリキュアたちとの漫才めいたやりとりも多い。

バトルもただカッコ良いだけでなく「見ていて面白い」感じのコミカルな動きが多い。

このことから、家族みんなが笑って楽しめる娯楽作品となっている。

梅澤淳稔プロデューサーのプリキュアTVシリーズ引退作ということもあってか、設定やシナリオに過去のプリキュアシリーズのアイディアが流用されており、今までのプリキュアシリーズをおさらいするような集大成的作品の色合いもある。


大友向けの可愛らしいキャラクターデザインの他、敵役から脇役に至るまで魅力的なキャラクター達、細かく張り巡らされた伏線が大団円に向けて収束していく総じて高いストーリーとシナリオの完成度など、現在でもプリキュアシリーズの中でもトップクラスの根強い人気を誇る作品である。


プリキュアチームは『プリキュア5』以来の五人編成。ただ、三学年に亘る先輩後輩の関係があった『プリキュア5』とは異なり、今作は全員が同級生になる。女の子同士のかしましい友人グループというノリがより強調されており、本編中のほとんどのシーンでこの5人はいつも一緒のシーンにいる。プリキュアへの変身は単独ででき、バンクも個別に用意されているにもかかわらず、変身するときは比較的全員集合率が高く、脚本的に余程重要な意味がない限り全員集合しない変身は行われない。また、他シリーズではよく見られる、チーム内での個人2人に絞った交流をメインエピソードに扱った話は今作では少ない。本作では仲間に頼らないことは「良くないこと」と明確に扱われており、ゆえに5人全員揃って戦うことが美徳とされる。

本作はこの5人のチーム性を徹底的に掘り下げることを重要視しており、中盤から新たなレギュラーとして加入するプリキュア追加戦士というものが登場しない。

それだけでなく、敵側にも追加キャラクターが一切登場せず、途中で離脱する敵もいない。

レギュラーメンバーの変化が全くないまま最後まで進んだわけで、これにより本作は「いつもお馴染みのメンバーがお馴染みのやりとりをする」という日常系コメディめいた作風が強調されるようになった。

2024年現在、敵味方双方に追加キャラがいなかったプリキュアシリーズは本作のみ(『MH』も該当するが、前作と切り離した単体の作品と見なす必要がある。12年後の『わんだふる』は純粋な追加戦士こそ不在だが、敵組織の本格登場が第3クール以降の上、同時期に味方側の新キャラクターも登場)。


これらの本作のテーマ・特徴については、放映前年に発生した東日本大震災の影響が大きい。

実はもともと2012年のプリキュアはマンネリ打破のために「一人で戦うプリキュア」として企画されていたものだった。単独バトルヒロインものは『キューティーハニー』や『カードキャプターさくら』など珍しいものでないが、プリキュアシリーズは「相棒、チームとの絆」が重要視されてきたシリーズであるため、単独ヒロインは大きなチャレンジとなるはずであった。

しかし、企画が動き出すのとほぼ同時に東日本大震災が発生し、「一人で頑張る時期ではなく、みんなで力を合わせていかなければならないのでは」と制作は方針転換。結果本作の発足となった。5人という大所帯チームも、「みんなで頑張る」をテーマにした結果とのことである。この時7人チーム・12人チーム等のアイデアも存在したが、TVの画面サイズ等を考慮した結果5人チームに落ち着いたという(以上出典は『スマイルプリキュア!コンプリートファンブック』P94の梅澤プロデューサーインタビューより)。

※これに付随する形で「1人プリキュアの名残がキュアエコーだったのでは」という憶測が流れているが、梅澤氏は全く別の事情からの発想」と明確に否定しているので注意されたい。

※梅澤プロデューサーのツイッターで「一人で戦うプリキュア」という点について「ただ一人で戦うプリキュアではない」と指摘しているため、上記の記述のような単独バトルヒロインものとは違うことも思慮に入れたい。


一人で頑張ることを否定的に描く本作のテーマはあくまで本作のみのものであり、プリキュアシリーズにおける普遍的なものという扱いではない。実際、3年後の『Go!プリンセスプリキュア』では「自分のことは自分の力でやらないといけない」という真逆のテーマが掲げられている。


また作風上、序盤の戦闘はコミカル要素が強い。本作ではキメ技を放つのに気合のチャージが必要で、変身ごとに一発しか撃てず、放った後は疲労するという状態だった。そして気合が足りないとキメ技を当てても浄化できなかったり、命中率が悪くて外してしまうことなどもよくあった。

プリキュアシリーズは戦闘のカッコよさも重視されるため、キャラクターの紹介も含む序盤は大抵は格好良く描かれる。その傾向からすると本作の序盤における戦闘描写はかなりの異端である。

しかし本編が進むにつれてそういった様子は減っていき、22話では二連発、23話では乱れ撃ちするまでになった。これはプリキュア個々の成長を暗示していると解釈できるだろう。

物語後半ではプリキュアたちも十分成長したこともあり、後半に追加された強化アイテムにはそのようなリスクの描写は見られない。


なお、「つらい状況でも笑顔を忘れないで」ということを子供達に伝えることも重要視されており、プリキュアたちが「つらい状況」に追い詰められる話が定期的に挿入されるのも本作の見逃せない特徴である。

そのときに限っては通常のコメディノリとは打って変わって、子供たちのトラウマになりかねないレベルで絶望的な雰囲気が強く演出される。


終盤で特例の6人目が現れるのは原作・Crystalの美少女戦士セーラームーンの第二部に似ている。(セーラーちびムーンは未来の主人公の娘・ちびうさが変身した姿で時期の月のセーラー戦士。ロイヤルキャンディはメルヘンランドの妖精キャンディが変身した姿で正確なプリキュアではない。)



モチーフ編集

メインモチーフは絵本お伽話で、変身後のコスチュームのモチーフはである。

これは基本フォームでは目立たないが、強化フォームであるプリンセスフォームでは非常に目立った形で現れる。各プリキュアのプリンセスフォームにはペガサスフェニックスなどの幻獣の翼の羽飾りが髪飾りイヤリングなどにあしらわれており、翻って通常フォームを見返すと、それらの幻獣の翼が隠しモチーフのように存在していることがわかる。

一方、女児アニメでは定番のハートの意匠は用いられていない。これはプリキュアシリーズの歴史からみても珍しい例。

(過去作ではハートマークの意匠が目立たないのはプリキュア5のコスチュームにしかなく、後輩プリキュア作品でもプリンセスプリキュアのコスチュームにしかない。なお前者は本作と同じく川村敏江がキャラクターデザインしたプリキュアである。キラキラ☆プリキュアアラモードは衣装にこそハートは見られないがアイテムの収納ケースに一応ハートが描かれている。)


変身後のプリキュア名は翼のイメージと全く無関係なものとなっているが、これは「明るく楽しいイメージが強く感じられる単語」を選んだ結果ということである。


あらすじ編集

星空みゆきは、絵本が大好きな中学二年生。

七色ヶ丘中学校への転校初日、みゆきは絵本から飛び出した妖精のキャンディと出会う。

キャンディはおとぎの国メルヘンランドからの使いで、世界をバッドエンドにしようとたくらむバッドエンド王国から世界を救うため、伝説の戦士プリキュアを探していたのだった。

メルヘンランドの女王ロイヤルクイーンを助けるには、バッドエンド王国に奪われたキュアデコルを取り返す必要があるという。しかしバッドエンド王国の面々も、ロイヤルクイーンに封印された皇帝ピエーロを復活させるべく、人々からバッドエナジーを集め始めた。

みゆきはキュアハッピーとなって、大阪出身の日野あかね、大工の娘の緑川なお、生徒副会長の青木れいか、そして漫画家を夢見る黄瀬やよいとともに立ち上がる。


プリキュアは全てのキュアデコルを奪い返し、「プリキュア・プリンセスフォーム」の力で皇帝ピエーロを撃退するが、ロイヤルクイーンは目覚めようとしない。

それでも諦めないプリキュアは、戦いを続けるのだった。


そしてキャンディに隠された謎が迫る。


登場人物編集

プリキュア編集

星空みゆき/キュアハッピー (声:福圓美里)

日野あかね/キュアサニー (声:田野アサミ)

黄瀬やよい/キュアピース (声:金元寿子)

緑川なお/キュアマーチ (声:井上麻里奈)

青木れいか/キュアビューティ (声:西村ちなみ)


メルヘンランド編集

キャンディ (声:大谷育江)

ポップ (声:阪口大助)

ロイヤルクイーン (声:島本須美)

ウルルン (声:志村知幸)

オニニン (声:岩崎ひろし)

マジョリン (声:冨永みーな)


バッドエンド王国編集

ウルフルン (声:志村知幸)

アカオーニ (声:岩崎ひろし)

マジョリーナ (声:冨永みーな)

アカンベェ (声:佐々木啓夫)

ジョーカー (声:三ツ矢雄二)

ピエーロ (声:玄田哲章)


プリキュアの家族編集

星空家

星空博司 (声:関俊彦) - みゆきの父

星空育代 (声:國府田マリ子) - みゆきの母(みゆきママ)

星空タエ (声:松尾佳子) - みゆきの祖母。みゆき達とは離れて田舎で一人暮らしをしている


日野家

日野大悟 (声:てらそままさき) - あかねの父

日野正子 (声:雪野五月) - あかねの母

日野げんき (声:白石涼子) - あかねの弟


黄瀬家

黄瀬勇一 (声:阪口周平) - やよいの父。故人

黄瀬ちはる (声:氷上恭子) - やよいの母。黄瀬千春とも


緑川家

緑川源次 (声:神奈延年) - なおの父

緑川とも子 (声:高橋里枝) - なおの母

緑川けいた (声:寺崎裕香) - なおの弟。長男、第2子

緑川はる (声:赤崎千夏) - なおの妹。次女、第3子

緑川ひな (声:藤井ゆきよ) - なおの妹。三女、第4子

緑川ゆうた (声:中上育実) - なおの弟。次男、第5子

緑川こうた (声:疋田涼子) - なおの弟。三男、第6子

緑川ゆい - なおの妹。四女、第7子


青木家

青木曾太郎 (声:西村知道) - れいかの祖父

青木静子 (声:篠原恵美) - れいかの母

青木淳之介 (声:吉開清人) - れいかの兄

父もいるが名前は不明。


2年2組クラスメイト編集

犬塚しろう

井上せいじ (声:樋口智透)

江藤みか

岡田まゆ (声:赤崎千夏)

岡部かつとし

尾ノ後きよみ (声:津田美波)

柏本まゆか (声:藤井ゆきよ)

金本ひろこ (声:合田絵利)

北岡じゅんこ

北原ともふみ (声:吉開清人)

木角まゆみ (声:赤崎千夏)

木下かずふみ

木村さとし (声:白川周作)

佐藤かずや

富田ただあき

豊島ひでかず (声:皆川純子)

中田ぜんじろう

野川けんじ (声:飯田利信)

宗本しんや (声:長門三照)

藤川あみ (声:中上育実)

本田あや

松谷かずあき

柳谷ゆうさく

若林かおり

脇だいすけ


その他編集

佐々木なみえ (声:小野涼子) - クラス担任

入江生徒会長 (声:樋口智透) - 生徒会会長

寺田るな (声:赤崎千夏) - 生徒会会計

松原巡査 (声:白川周作) - 交番の警察官

深澤監督 (声:高木渉) - 映画監督(第33話のゲストキャラクター)

ブライアン・テイラー (声:柿原徹也) - 留学生(第36話のゲストキャラクター)

ゆら(声:赤崎千夏) - 第44話のゲストキャラクター


各話別編集

話数サブタイトル備考・関連タグなど放送日程
1誕生! 笑顔まんてんキュアハッピー!!キュアハッピー誕生 / ウルフルン初登場2月5日
2燃えろ! 熱血キュアサニーやで!!キュアサニー誕生2月12日
3じゃんけんポン♪でキュアピース!!キュアピース誕生 / アカオーニ初登場 / クリーンピースマン / 日曜ジャンケン戦争勃発2月19日
4直球勝負! 風のキュアマーチ!!キュアマーチ誕生 / 緑川姉弟初登場2月26日
5美しき心! キュアビューティ!!キュアビューティ誕生 / マジョリーナ初登場 / 一糸乱れぬ土下座 / 通りすがりのスーパーヒーロー3月4日
6チーム結成! スマイルプリキュア!!すこぶるどうでもいいThisis最高にどうでもいいNISSAN / ポップ&ジョーカー初登場3月11日
7どこなの? わたし達のひみつ基地!?スマプリ7話ノーブラ事件3月18日
8みゆきとキャンディがイレカワ~ル!?入れ替わり (星空みゆキ / きャンディキュアキャンディ) / テーレッテレーっぽい演出3月25日
9うそ~! やよいちゃんが転校!?エイプリルフール / 目覚まし時計のスーパーヒーロー / 黄瀬ちはる初登場/新年度最初の放送分4月1日
10熱血! あかねのお好み焼き人生!!日野家初登場 / おさなあかね / ギガプリン4月8日
11プリキュアがチイサクナ~ル!?プリキュアシリーズ通算400話/小人(シュリンカー) / ダンなお4月15日
12目覚める力!! レインボーヒーリング!!青っ鼻のアカンベェ登場 / レインボーヒーリング登場 / 太陽マンショーがあるらしい4月22日
13修学旅行! みゆき、京都でドン底ハッピー!?フォーゼ×スマプリ修学旅行リンク / キュアアンハッピー(一部) / スマプリ大凶顔シリーズ / 「そうだ京都、行こう。オニ」4月29日
14修学旅行! 大阪で迷子になっちゃった!?勇者やよい / れいかの初体験 / ちょうちょデコルこっちですよ~5月6日
15ドタバタ! みゆきの母の日大作戦!!星空育代青木静子&緑川とも子初登場5月13日
16れいかの悩み! どうして勉強するの!キュアニート / ジャージれいか / 青木曾太郎&青木淳之介初登場5月20日
17熱血! あかねのお笑い人生!!FUJIWARA(原西孝幸藤本敏史)が本人役でゲスト出演 / キュアゴリラ / バッドエンドボンバーズ / 星空博司初登場5月27日
18なおの想い! バトンがつなぐみんなの絆!!体育祭 / なおの悔し涙 / 「渡る世間は鬼ばかりオニ」6月3日
19パパ、ありがとう! やよいのたからもの父の日 / おさなやよい / 黄瀬勇一&緑川源次初登場 / ハートキャッチニアミス事件 / 夏服への衣替え / 5人の名前の由来と漢字表記が明らかに6月10日
20透明人間? みゆきとあかねがミエナクナ~ル!?ふたりはステルスプリキュア / ひざかっくん6月24日
21星にねがいを!みんなず~っと一緒!!七夕 / プリキュアとジョーカーが初顔合わせ7月1日
22いちばん大切なものって、なぁに?絶望ピース7月8日
23ピエーロ復活! プリキュア絶体絶命!!ピエーロ&プリンセスフォーム初登場 / 黄色い鼻のアカンベェ / 野生のウルフルン / マーチシュート乱れ撃ち7月15日
24プリキュアが妖精になっちゃった、みゆ~!妖精化 / メルヘンランドの住人登場 / スーパーアカンベェ初登場7月22日
25だ! だ! あかねとなおの意地っ張り対決!!29話まで夏休み / オープニング映像、アイキャッチ、エンディング曲がリニューアル8月5日
26夏祭り! 夜空に咲く大きな大きな花!ツインテやよい / スナイパーなおちゃん8月12日
27夏のふしぎ!? おばあちゃんのたからもの星空タエ初登場 / ショートヘアウルフルン / ばあさん最強伝説(タエウル)8月19日
28ウソ? ホント? おばけなんかこわくない!アヘ顔キャンディ8月26日
29プリキュアがゲームニスイコマレ~ル!?遊園地 夏休みの宿題 反面教師 常習犯 エンドレスエイト 地獄な最終日9月2日
30本の扉で世界一周大旅行!!ロイヤルクロック登場 / イルカデコル9月9日
31ロイヤルクロックとキャンディの秘密!!ハイパーアカンベェ初登場 / 怠け玉9月16日
32こころをひとつに! プリキュアの新たなる力!!ロイヤルレインボーバースト9月23日
33映画村で時代劇でござる!? の巻!人間体ポップ登場 / 町娘みゆき / 女郎蜘蛛あかね / 団子屋のやよいちゃん / くノ一なおちゃん / れいか姫9月30日
34一致団結! 文化祭でミラクルファッションショー!!学園祭10月7日
35やよい、地球を守れ! プリキュアがロボニナ~ル!?鉄人戦士ロボッター / ハッピーロボ / すこぶる興味ない10月14日
36熱血!? あかねの初恋人生!!髪下ろしあかね / ブライアン・テイラー登場 / ブラTマソ10月21日
37れいかの悩み! 清き心と清き一票!!選挙 / ニンゲンニナ~ル(ルンタロー / オニキチ / リナ)10月28日
38ハッスルなお! プリキュアがコドモニナ~ル!?コドモニナ~ル (ロリキュア / ショタフルン) / 湯上りなおちゃん11月11日
39どうなっちゃうの!? みゆきのはちゃめちゃシンデレラ!!れいか王子 / 魔法使いやよい / ケモNISSAN / シンデレラハッピーシャワー11月18日
40熱血! あかねの宝さがし人生!!サニーファイヤーバーニング11月25日
41私がマンガ家!? やよいがえがく将来の夢!!ミラクルピース / ピースサンダーハリケーン12月2日
42守りぬけ! なおと家族のたいせつな絆!!緑川ゆい誕生 / マーチシュートインパクト12月9日
43れいかの道! 私、留学します!!ビューティブリザードアロー / れいかが初めて大泣き / 無限の氷製12月16日
44笑顔のひみつ!みゆきと本当のウルトラハッピー!!クリスマス / ゆら登場 / ハッピーシャワーシャイニング / 森の少女 12月23日
45終わりの始まり!プリキュア対三幹部!!ミラクルジュエル / アルティメットキュアハッピー / 三幹部と決着2013年1月6日
46最悪の結末!?バッドエンドプリキュア!!バッドエンドプリキュア / 絶望の巨人登場 / キュアデコルが全て揃う / ジョーカー消滅1月13日
47最強ピエーロ降臨!あきらめない力と希望の光!!ピエーロ完全復活 / ウルトラプリキュア / ロイヤルキャンディ誕生1月20日
48光輝く未来へ!届け!最高のスマイル!!最終回1月27日


スタッフ編集

原作 - 東堂いづみ

企画 - 西出将之(ABC) / 三宅将典(ADK) / 清水慎治

シリーズディレクター - 大塚隆史

シリーズ構成 - 米村正二

キャラクターデザイン - 川村敏江

美術デザイン - 増田竜太郎

色彩設計 - 佐久間ヨシ子

音楽 - 高梨康治

編集 - 麻生芳弘

製作担当 - 額賀康彦

プロデューサー - 松下洋幸(ABC) / 佐々木礼子(ADK) / 梅澤淳稔(東映アニメーション) / 長谷川昌也(東映アニメーション)

制作協力 - 東映

制作 - ABC / ADK / 東映アニメーション


主題歌編集

オープニングテーマ

Let'sgo!スマイルプリキュア!』 3:38

歌:池田彩 / 作詞:六ツ見純代 / 作曲:高取ヒデアキ / 編曲:籠島裕昌


前期エンディングテーマ(1話~24話)

イェイ!イェイ!イェイ!』 3:50

歌:吉田仁美 / 作詞:実ノ里 / 作曲:高取ヒデアキ / 編曲:斎藤悠弥


後期エンディングテーマ(25話~48話)

満開*スマイル!』 3:42

歌:吉田仁美


映画編集

『映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち』

2012年3月17日公開。

プリキュアになりたての新入りとしてオールスターに参加。スイートプリキュアのメンバーとともにメインストーリーにかかわる。


『映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!

2012年10月27日公開。

みゆきと映画オリジナルキャラクターのニコの関係を中心としたストーリーが描かれている。


漫画編集

上北ふたごによるコミカライズ版が「なかよし」に連載された(2012年3月号~2013年2月号)。

プリキュアコレクションとして刊行された単行本には、描き下ろし漫画としてアニメ最終回の後日談ストーリーが収録されている。


ゲーム編集

『スマイルプリキュア! レッツゴー!メルヘンワールド

『プリキュアシリーズ』初のニンテンドー3DS専用ゲームソフト。

2012年8月2日発売。


小説編集

2016年10月4日に講談社キャラクター文庫より刊行。

本編終了後から10年後の世界が舞台となるらしいが…?

小説スマイルプリキュア!


備考編集

  • 今作のデータ連動放送のゲーム内容が妖精のキャンディを見つけるに変更。また、今作から電話での、プレゼントクイズも参加でき、プレゼントが抽選で当たる。
  • 第6話~9話まではオープニングに『プリキュアオールスターズNewStage』の映像が流された。
  • 第36話~40話まではオープニングに『絵本の中はみんなチグハグ!』の映像が流された。

pixivでの扱い編集

プリキュアシリーズはニチアサのような児童番組を嗜む大人のオタク、つまり「大きいお友達」を固定支持層として持つが、大きいお友達はオタクの中でもニッチなコア層である。

しかし本作に限っては川村敏江による萌え系なキャラクターデザインと日常系アニメのノリとプリキュアシリーズの他作品と比べると男向け魔法少女アニメ的な側面が一番強い、親和性のある作風によって、プリキュアのような「ガキ向けのテレビまんが」なんて見向きもしなかった一般のオタク層の注目を浴びることになった。

結果、放送前からすでに900件ほどのイラスト・漫画が投稿されていた。これは前年比の約2倍になる。


2012年2月5日の第1話放送から、黄瀬やよい(後のキュアピース)の人気に火がついた。と同時に、敵幹部のウルフルンという伏兵が現れ、ピクシブ百科事典の記事閲覧数1位を獲得。ケモナーを視聴者として呼び込むことになった。

かと思えば、2月26日の4話放送で緑川なおが、その男前さと母性を併せ持つ姿から男女問わない人気を博し、記事閲覧数が黄瀬やよいを上回る結果に。

そして放送開始からが1ヶ月強が過ぎた時点で、投稿数が前作の『スイートプリキュア♪』を超えるという異例の事態となった。

そして同年5月23日現在、『ハートキャッチプリキュア』の投稿数を超え、プリキュアシリーズで投稿数が最多となった。

最終回を迎えた2013年1月27日の時点で投稿枚数は50000枚を超えた。


余談だが、プリキュア戦士5人の声優中福圓美里を除く4人はリアルタイムでの関東での放送日に誕生日を迎えている。

田野アサミは丁度あかねが初めて変身した2話(12年2月12日)、西村ちなみはれいかが男装した39話(12年11月18日)、金元寿子はれいかの覚醒回である43話(12年12月16日)、井上麻里奈は最終回一話前の47話(13年1月20日)に誕生日を迎えた。


キャラクターの数が序盤から多いため、考えられる組み合わせも多く、百合キュアノマキュア二次創作も盛んに行われている。

プリキュアシリーズの他作品と比べると男向け魔法少女アニメ的な側面が一番強く、テーマ性やモチーフの存在感が薄い作品であることが、逆説的に二次創作を活発にさせている部分もあるようだ。

さらに、テーレッテレーゴプリキュアといった大人向けネタのオンパレードがこれに油を注ぐこととなり、最終回も何とニチアサから素材過多MADが出で来るようになった。


イラスト制作上の注意編集

2012年5月13日、シリーズディレクターの大塚隆史がTwitterで「本編をコラージュした画像をインターネット上で散布するような行為をやめてほしい」と警告した(その1/その2)。

そういう画像を見た"小さなお友達"が本当にテレビで放送されたシーンだと勘違いして保護者から抗議が寄せられたこと、制作者の一人として単に快く思わないことが、その理由らしい。

実際、キュアピースがダブルピースするオープニングのシーンをアヘ顔ダブルピースに改変したものが、第1話の放送中にはすでに流通する事態になっていた。

こういった事態が続けば、本編の表現も制約を受けかねないという。

注意を受けたのはコラージュだが、二次創作のイラストにも同じことが言える。pixivに作品を投稿する場合はこのことに配慮してほしい。また、今作に限らずpixivの投稿作品をよそへ無断転載するのは厳禁である。

(本編完結した現在ではこの辺りはどうなのかは不明)


関連イラスト編集

輝く笑顔で迎える未来!smile

スマイルプリキュア(*'v'*)smile precure!

スマイル!スマイル!


関連動画編集


関連企画編集


関連イベント(同人誌即売会)編集

日時イベント名内容運営サイト
2012年6月17日なおはむかしからかわいいのよねだいすきなおれい/れいなおリンク
2012年6月17日ピカピカぴかりんじゃんけんポン!☆キュアピースリンク
2012年10月7日BAD ENDのススメ!ウルフルン受リンク

Pixivイラストにおける、プリキュアの変身前後の姿のタグの使い分けの配慮について編集

近年では、変身前の姿のみが描かれたイラストに対して変身後の姿の名前のタグが付けられている事や、変身後の姿のみが描かれたイラストに対して変身前の姿の名前のタグが付けられている事が多い。

しかし、そのような行為はどちらか一方の姿のイラストのみを検索したい人にとっては検索妨害にあたるので、行うべきではない。

中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。


関連タグ編集

カテゴリアニメ
表記ゆれ・略称スマイルプリキュア!/スマプリ
関係者東映アニメーション/川村敏江/上北ふたご
用語メルヘンランド/バッドエンド王国/バッドエナジー/レインボーヒーリング
アイテムスマイルパクト/キュアデコル/デコルデコール/ちょうちょデコル/プリンセスキャンドル/プリンセスティアラ/ロイヤルクロック/ミラクルジュエル
フォームチェンジプリンセスフォーム/ウルトラキュアハッピー(映画バージョン)/ウルトラプリキュア/エターナルフォーム
ネタスマイルプリキュア?/スマプリモブキャラ/2年2組座席表/8:40/納豆餃子飴
クロスオーバーイカビューティ/キュアメテオ/フォーゼ×スマプリ修学旅行リンク/日曜ジャンケン戦争/まこなお/黄瀬兄妹/緑川兄妹/鹿目まどかVS星空みゆき(一部)/笑顔騎士プリアース/無限の氷製
中の人ネタキュアマジックリン/継承される淫獣の遺伝子/スマギャンプリキュア/イカイカいかりんじゃんけんポン/キュアアンハッピー(一部)
評価タグスマプリ100users入り/スマプリ500users入り;スマプリ1000users入り/スマプリ5000users入り;なにこれウルトラハッピー
関連作品プリキュア(シリーズ全般)/スイートプリキュア(前作)/ドキドキ!プリキュア(次作)/プリキュア5(共通項)
映画絵本の中はみんなチグハグ!/プリキュアオールスターズNewStage/プリキュアオールスターズNewStage2/プリキュアオールスターズNewStage3/プリキュアオールスターズF
元号平成プリキュア/平成プリキュアシリーズ

シリーズ別編集

…声優が同じなので、公式キャラの派生扱い。


カップリング編集

スマイルプリキュア!カップリングも参照。


3人以上編集



外部リンク編集

スマイルプリキュア! 公式サイト 東映アニメーション

朝日放送 | スマイルプリキュア!

ニンテンドー3DS用ソフトスマイルプリキュア!公式サイト(バンダイナムコゲームス)

映画スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!

スマイルプリキュア!ミュージカルショー

スマイルプリキュア! - Wikipedia

スマイルプリキュア!とは- ニコニコ大百科

スマイルプリキュア!とは - はてなキーワード

Smile PreCure!


プリキュアシリーズ」タグ編集

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